今日、家で本棚の整頓をしていると、 自分でも驚くほどのレアな資料が出てきた。
それは、僕が大学1年生の時に組んでたバンドが、
とある音源コンテストに応募した時の資料だった。
応募の最終締め切りは、「2001年2月28日」と書かれてある。
という事は、今から6年以上も前だ。
年齢を見ると「18歳」と書いてあるので、
まだ誕生日を迎える前だったのだろう。(僕の誕生日は2月11日) 若い・・・。
自分で言うのもナンですが(笑)、 この資料の注目すべき点は、
『ハロー・ハロー』を作った直後の 貴重な資料だという事。
ちなみに、メンバー紹介のパート欄に「ボーカル/ギター」と書いてます。
つまり、そういう事だったのです!
今でも当時の音源を持ってるけど、恥ずかしくて顔から火が吹き出そう!
淡い青春の1ページです。 誰だって若い頃は、1つや2つ過ちを犯しますよ。
それにしても、この曲を志帆に歌ってもらったのは、 我ながら正しい選択でした。
この資料に、いくつか面白い事を書いていたので 紹介したいと思います。
【アドバイスして欲しい点】という項目に、
「ライブ音源なので録音状態が悪く、緊張のためミスも多いです」 と書いてます。
これは、おそらく自分の字です。 先手で言い訳に走ってますね・・・。
男らしくないですね(笑)
【使用機材】の欄には、
「Epiphneカジノと、マーシャルのアンプ」と書いてます。
これは、Epiphoneっていうメーカーの「カジノ」っていうモデルのギターなんですが、
John Lennonに憧れて買った、当時のメイン・ギターでした。
ちなみに、『ハロー・ハロー』のCDジャケットの裏にも載せてます。
(4/16戯言写真参照※ギタースタンドに立ててある茶色のギター)
そして極めつけの、審査員による【アドバイスコメント欄】には、
「ポップな曲でタイトルに合った曲に仕上がっていると思います。
コーラスの入る所等、なかなか良いセンスを持ってますね。」
・・・おおっ!かなり褒められてる!
「リズムアレンジとして、全員が同じパターンになる所が 少々しつこい気がしました。」
「ドラムの音数が多いので、もう少し工夫しましょう。」
「全体的には、個々の演奏とバンドとしてのまとまりが希薄に感じられます。
キメの部分を重点的に練習するなどして、もう少しキッチリ演奏しましょう。」
・・・けっこうダメダメですね(笑)。
今この時の音源を聴くと、かなり粗が目立つし、
ごもっともです、って感じなんやけど、
当時は「完璧や!」なんて思って演ってたもんなぁ・・・。
「演奏のまとまりが希薄」なんて言われても、
どこをどう直せばいいか、正直全然分からんかった。
という事は、あれから6年間。
色んな音楽に出逢って、それなりに経験も積ませてもらって、
年も取って、 多少なりとも耳が肥えたって事なんかなぁ?
よし。これからも頑張ろう。
ちなみに最後は、
「曲自体はとても良いので、キチッと演奏するだけでもカッコ良くなります。
これからも頑張って下さい。」
という文章で締め括られてました。
この言葉が自信に繋がった事は、鮮明に覚えている。
♪今日のBGM "Tempted"/Squeeze